足寄町/圧巻のクジラ骨格標本は一見の価値あり
十勝平野・山麓ルートです。
今から2,900万〜2,400万年前、足寄町をはじめとした十勝の東半分は海でした。
足寄町は水深約100メートルの海の底にあり、幻の奇獣と呼ばれるデスモスチルスの祖先であるアショロア(1976年に足寄で初めて発見された世界最古の束柱類)や、ベヘモトプスなど原始的なクジラの仲間がたくさんいたとされています。
そんな古代のロマンあふれる『足寄町化石博物館』へお邪魔してきました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止による自粛のため4月中旬から臨時閉館していましたが、6月2日より開館が再開しました(^o^)
館内では町内で見つかった貴重な海生哺乳類化石をはじめ、骨格標本の展示、化石体験(現在はお休み中)などを楽しむことができます。
中でも骨格標本の大迫力にビックリ!
絶滅哺乳類のデスモスチルス類の骨格はもちろん、北海道の海岸に打ち上がったクジラの全身骨格標本はその大きさに圧倒されます。
そのほか、アンモナイトの化石やアメジストなどの天然石もひとつひとつ眺めていると、思わず時間のたつのを忘れてしまうほど。
館内は撮影OK、入館時は名簿の記入、マスク着用、手指の消毒にご協力をお願いします。
足寄町に、太古のロマンを探しに出かけてみませんか。
足寄動物化石博物館(フォストリーあしょろ)
足寄町郊南1丁目29−25
TEL 0156-25-9100
開館時間/9:30〜16:30
休館日/毎週火曜日(国民の祝日の場合はその翌日)、年末年始
海の日から8月末まで無休
入館料/一般400円、小・中・高校生・満65歳以上200円、幼児無料、団体料金あり