鹿追町/ミヤベイワナが棲む神秘の湖

大雪山国立公園唯一の自然湖で、標高810メートルと北海道で一番高い位置にある然別湖。

湖の周囲にはトドマツやエゾマツ、ナナカマド、ダケカンバなどが混生した針葉樹林が広がり、神秘的な風景が広がります。
近隣には温泉ホテルや、湖を眺めながらコーヒータイムが楽しめるカフェがあるほか、湖をゆったりと眺めることができるデッキなどが整備されているのも嬉しいところ。
湖畔の遊覧船乗り場のそばには然別湖畔温泉ホテル風水の源泉を引いている足湯(けっこう熱いです)があり、宿泊者以外でも無料で利用できます(タオル持参がおすすめです)。
湖に流れる小さな川では、オショロコマの亜種と言われる北海道の天然記念物、ミヤベイワナがちょうど川面に顔を出しているところに遭遇しました。
然別湖は約3万年前の噴火で川が堰き止められできた「堰止湖」。
そのせいか、時間がゆっくりと流れていくような感覚があります。
鹿追町市街からもほど近い神秘の湖で、ここだけの独特な時の流れをぜひ感じてみてください。
然別湖
河東郡鹿追町然別湖畔